HIPHOPとの出会い-その5 94~95年の日本語ラップ

HIPHOPとの出会い-その5 94~95年の日本語ラップHIPHOP

HIPHOPとの出会い-その5 94~95年の日本語ラップ

日本語ラップがどんな感じで広まっていったのか?地方のBBOY(俺)がどう接していったのか?感じてた事、思っていた事を書いていきます。記憶が怪しい所や間違い?もあると思います。個人の感想なのでよろしくです。

きゃっちの
きゃっちの

100%私の感想です。

始まりはSDPだった。そのままLB

以前の記事で書いたピーダッシュのイベントからSDPをどんどん好きになります。

HIPHOPとの出会い-その2 1994-1995 中学卒業
HIPHOPとの出会い-その2 1994-1995 中学卒業 P'PARCOのオープニングイベントと今夜はブギーバックの思い出とその頃の気持ちを書いてみました。

スチャダラ外伝

スチャダラ外伝
「今夜ブ」はもちろんだけど、ゴンチチとのや、LB大集合のマイクリレー「Get Up And Dance」とか本当に良かった。

2016!!の「Get Up And Dance」!!

今でも最高なんだけど!最高に楽しい。

キミドリのバース「黄色と緑に染められてみて 一瞬体が宙に浮かんでる」って所が当時本当にカッコいいと思いました。えーー!何それ?ヤバくて素敵な表現だなーって。今でも宙に浮かんだままです。この動画キミドリの後にサイプレス上野が!!熱いね。

Get Up And Dance

全員大好き!全部好き。パンチラインっていうか面白い言葉、カッコいい言葉が多くて好きだった。すごく明るくて、わちゃわちゃしている感じがたまらなかった。私の日本語ラップの印象は楽しい物だった

きゃっちの
きゃっちの

ここがベースになっています。

 

「あの小説の中で集まろう」

「トンネル抜けると新世界 筋書きのないドラマの街」

高校三年に進学出来なくて退学になった春休みに一人で大阪行った。テープを作って行きの深夜バスの中で聞いていた。この歌詞が刺さりまくっていた。

カセットテープ

10代の頃着ていたこのモデル

「夜の12時が僕らを誘い~」

「人との出会いが旅だから 借金してでも行きたいな」

 

サイプレス上野さんこの曲カバーしているからな。こっちも最高!サイプレス上野とロベルト吉野「GET UP AND DANCE」

サイプレス上野とロベルト吉野の「GET UP AND DANCE」

サイプレス上野とロベルト吉野の「GET UP AND DANCE」

このメンツ!このやり方!

サイプレス上野とロベルト吉野の「GET UP AND DANCE」

 

 

 

SDPを揃えて行き(ゲームボーイズのシングルも持っていた)

SDP

WILD FANCY ALLIANCE

このキャラ

このキャラの意味を当時全然わかっていなかったwケムリがかっこいいとか思っていましたwスーパースターのイラストを真似して描いた。

WILD FANCY ALLIANCEに収録のLittle Bird Strutも大好き。(またも)LB集合のマイクリレー曲。なんかこの感じが好きなんだよなー。この曲も動画が!同じイベントの動画です。ありがたい。ありがたい。

きゃっちの
きゃっちの

自分のHPに動画を貼れるだけで嬉しい!

全てはここから始まった!(脱線トリオ)

07:20~ ボウズの「なんでや!」のつっこみすこ

 

Little Bird Strut

フューチャリングチェック!当時は歌詞カードの隅々まで見ていたな。

LB周りをチェックし始める。一番好きだったのはTokyo No.1 Soul Set

tokyo no1 soulset

トリプルバレルは本当に聞いた。

トリプルバレル

詩的なラップっていうか文学的な感じがした。世界感や音の感じも大好きでした。

O’Tay!!!!! 02:40~「朧ろ月夜の魔力に誘われ今夜はなかなか眠りにつけない」ここたまらん。

TVで見たMVの映像がしゃれていてヤバいと思った。映画みたいな作りでテロップが入ってた。

「黄昏 '95~太陽の季節~」
「おカネは作れるのに あんたが使っちまう」かっこいい。

作ったお方はタケイグッドマン!映像おしゃれだったなー。ラップもするからな。

スケートシングもそう。おしゃれだった。

コーネリアスモデル

コーネリアスモデルのポータブルレコードプレイヤー。デザインがスケートシング!!

面白いクリエーターがLB周りには沢山いた印象です。

リップたぶん違うけど、、

リップは違うけど

シャカゾンビ!

シャカゾンビ

シャカゾンビ

シャカゾンビはこの頃LBだったみたい。クレジットにイラストはデブラージと!写真にECD!だよな?交流はそれぞれあったんだろうな。

シャカゾンビ

ナオヒロック&スズキスムース(この名前最高)の歌詞カード。リカ。エマニュエル!ホフディラン!

リカの短冊

リカの短冊 リカの短冊

 

こういうのも聞いてた。

どぅーぴーず

DOOPEESはみんながやばいって言っていたので購入。ラップではない。ジャケがおしゃれ。

 

SDPやLBのファッションも良かった。今でもお手本にしています。

この感じに憧れた

SDP!!

この感じに憧れたなー

なんかSDPやLBの空気感が素敵だった。いい感じに力が抜けていて楽しくて気軽さがあった。HIPHOP(ラップ)ていう新しい文化が来たので楽しく好きにやってしまうぜーみたいなノリを。サブカルっぽくてナードな感じでみんな自由に表現していた。無理をしていないっていうか。そのままっていうか。個性が出ていた。ここが本当にリアルだった。本当の意味でのリアル。で、それが今でもほとんど変わっていないという。。シーダが「なんだかんだスチャダラパーが一番リアルだった」って言ってる記事を読んだことがあります。

きゃっちの
きゃっちの

確かこんな意味だったと。

ラップの上手さや韻の踏み方より、歌詞のキャッチーさや言いたくなる言葉感を楽しんでいました。深さよりアイデアみたいな感じも。

 

SDPやLBから好きな物を自由に表現する。楽しさやユーモアを入れるみたいな事を学びました。
これは今でも私の日本語ラップのベースにある部分です。HIPOHOPは自由な物。明るく楽しい物!かっこよさより。

きゃっちの
きゃっちの

当時はね。分かりやすかったのかも

ハード系の日本語ラップ

ハード系の日本語ラップ

きゃっちの
きゃっちの

そういうくくりはまだまだ曖昧だったと思う。

LB以外のハードなラップもチェックして行きます。

ジャパニーズHIPHOP

ジャケが無くCDもないんですが、、、
このCDの表紙がすごくかっこよくて、ていうかあまり情報がない頃でCD屋さんで見つけて「これ絶対ラップだよな」と購入した思い出があります。こういうコンピ物が結構あった印象。キックのカンケリとかソウルスクリームの自由街道とかとか何かのコンピで聞いてたと思います。CDないんですが。

で、内容は、、、正直に書くと、、、いまいちだった。
まだ知識もないし、子供だったし、よく分かっていなかったてのもあるけど、、、暗くて退屈だなーって印象でした。すみません。

この

この

ちょっと苦手でした。マイクロフォンペイジャーやキングギドラ(韻踏んでるなー。内容怖いなーとかは思っていた)やユーザロックも。DJクラッシュはリノとのは良かったけどウームだった印象。DJHONDAはいいかもって思ったかも?あまり覚えていない。

きゃっちの
きゃっちの

この頃はね。今はみんな好きです。

ライムスターはかっこよかった。音もよくて分かりやすかった気がします。所沢でのライブに見に行った思い出があります。FGがLBみたいで楽しそうなクルーだなーと。

なんか明るいか暗いかでしか聞いてなかったのかもな。のちにボスに怒られる。でも歌詞は全部一回は読んでた。ギドラとか韻が凄かったけど全然響いていなかった。すみません。あほだった。トラックというか音があまり好きではなかった印象です。メリハリがないなーとか思っていた。バカだから。

ECD

ECD
大好き。今夜がブギーバックのアンサーを出してすげえって思いました。速すぎだった。ギャグなのか利用しただけなのかよくわからなかったけどすげえ。え?こういう事ありなのと。
マス対コアのやばさ。名曲。先輩のMCにとにかくマス対コアがやばいって言われてました。了解ですと。

いえーい

この写真!怖すぎたw

ディグは深夜テレビ

音楽の情報はテレビだった。CD屋さんの視聴機の数も少ないしHIPHOP系のCDの視聴はほとんどなかった。清瀬の駅前の西友の上にCD屋さんが入ってて、できたばかりだったので視聴機があり、よく行っていました。「アルバム全部聞いちゃうぞ」みたいな感じで。

スピーチ

スピーチのアルバムをすごく聞いて購入した事を覚えています。

音楽雑誌でHIPHOP系の記事とかあまりなかった。ファインとかストリートニュースで仕入れていた。

たぶん、一番熱かったのはテレビでした

深夜番組でダンスがあったり、音楽番組(ビートUKとか)でMVをチェックしたり。
「今夜ブ」のヒットがあってイーストエンドのヒットがあった。MCATもヒット。EDUとかHANDSとかテレビで見ていた。小室サウンド全盛期に突入していたのでテレビで音楽がいっぱい流れていた。
なんかHIPHOPが軽めにお茶の間に入って来ていた。私は良かったけど。なんか馬鹿にされてるような感じもあった。「ちぇけらでしょ」とか「早口言葉。ダジャレ」「あの手は何?」とかカッコもダボダボとかだったのでバカにする(ちょっとムカつかれる)感じもあったと思います。

その頃の私は、夜中の番組をビデオに撮ってチェックしていました。90年代のBBOYは深夜番組をディグしていたと思います。お笑いも面白いのあったし「とぶくすり」とか最高だった。あ、エロもw「ギルガメッシュ」や「水着でキスミー」wこういう番組をチェックするついでに3倍録画で23時から全部撮ったりしていたwローラー作戦みたく曜日やチャンネルをがんがん攻めていました。

きゃっちの
きゃっちの

懐かしいな。今はネットがあるからな。不便だったけど楽しかった。

この頃思っていた事

ラップは面白くて楽しい物だった。ステキなフレーズやカッコいい言葉にくらっていました。ダンスは洋楽で日本語ラップでは踊らなかった。揺れるくらいで。歌詞カードを見て一緒に歌ったりしていました。その頃買ったCDは取りあえず歌ってたよな?JPOPとかは絶対に。ラップを歌ってみて「ムズイなー。でも歌えた」とかやっていましたw

電気グループの曲ですごい速い曲(電気ビリビリ)があって、「早い!けど歌えた!」とかやっていたのを思い出しましたw。自分でラップを書いたりはしていなかったけど、気に入った歌詞はノートに書いたりしていました。中二病みたく。この言葉を作ったと言われている伊集院さん!ラジオ聞いていたな。中学の時、岸谷五郎の番組が流行っていたけど俺は伊集院さん派だった。荒川ラップブラザースはもちろんチェックしていた。日本語ラップとは思わなかったけど曲は好きだった。ラジオの事もいつか書きたいな。

短冊CD

短冊CD

懐かしの短冊CD

SDPらへんからはそこまでメジャー感を感じなかった。あのお方達はずっとそうなんだけど。なんかポップなラッパーがどんどん出てきてた。HIPHOP使っていっちょ金儲け(証言)的なね。芸能界っていうか業界っていうか。

雷とかまだ全然届いてなかったかも。ちらっと噂を聞いた事はあったかもだけど。暗い奴かなと(失礼!)本当にすみませんなんだけど、この頃はハード路線よりポップ路線のラップというかHIPHOPに興味を惹かれていました。

だからブッタブランドの衝撃はすごかった。ハードでリリックもやばくて面白さもあって何よりトラックがメロウでやられました。

 

きゃっちの
きゃっちの

ここまで!ふーー。長くなったので区切る。

 

次!ブッタの衝撃やさんぴんらへんの事。LB対さんぴん!メジャー対アンダー!ポップ対ハード!こんな感じで言われているけど、実際地方のBBOY(俺)はどう思っていたか!!

 

参考にした本 いえーい

参考にした本。全部すごくいいです。

Bitly

今更?とかあるけど、俺は残しておきたいと思って書いています。当事者やアーティストの話はリアルでとても為になるし面白いけどさ。。。リスナー目線(HIPHOPにハマり中の)の話ってあまりネットにないじゃん?同世代の俺みたいな人に向けて書いています。

きゃっちの
きゃっちの

あの時代は最高だったよな?

楽しい思い出を一生残す。音源ではないけど言葉と思いを。

 

 

 

その6!!

HIPHOPとの出会い-その6 96年~ブッタの衝撃!からの~さんぴんキャンプ
ブッタブランドの登場が半端なかった

 

 

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